2014年9月28日日曜日

9/26

写真家のKさんの授業が今期から始まって、開始からいきなり「なんで展示やるの?」と質問された。
今年の成果を発表する場として考えています、と答えるとさんは「なんか考えが甘いんだよな」と言った。
タダより高いものはない、という言葉の通り、タダで写真を見せるというのは基本的には恥ずかしい行為で、学内展に人が来たとしてもそれは友達が増えただけ、値段をつけて作品を売るか、誰かにお願いされたり頼まれたりしない限り展示なんかやらない方がいい、というようなことを言われた。
でも売るにしても頼まれるにしてもまずは自分の制作物を誰かに観てもらわないと売る価値があるかどうか、頼む価値があるかどうかわかってもらえないじゃないすか、と精一杯反論すると(めちゃくちゃビビった)、Kさんはその考え方はそれでいい、ただ間違っても学内展程度で発表したつもりになるなよ、と言った。自分の立ち位置をきちんと客観的に見ろということなんだと思う。貸し画廊に高いお金を払って毎年個展を開くような作家になっちゃお終いだ、とも言っていた。おれは「作家」として生きていくことは考えていないけど、きちんと今の自分をわきまえないと、Kさん曰く「いつまでも夢見がちなアーティスト志望のまま」だそうだ。
そして日本の芸術家やその育成システムに対する怒りを一通りしゃべったあと、Kさんは「雑誌を作るぞ」と言った。「周りの人間がうらやましがるような」「若いやつをシビれさせるような」「わけわかんねえのにめちゃくちゃかっこいいやつにしよう」と言った。
わけがわからなかったけど、本当に作って出版するつもりらしい。わけわかんねえけど楽しそう。面白いものができるといい。        
まず来週までにタイトル案を考えなければならないのだけど、今日は研究室の先輩と2人で「無意味でかっこいい雑誌の名前」について考えた。
先輩は「『シゲル』にしよう」と言った。
なんですかそれ、と聞くと
「元カレの名前」
「だって、元カレの名前ってたぶんこの世で一番無意味でどうでもいいけどかっこいい名前じゃない?」
と先輩は言った。

2014年9月23日火曜日

9/22

後期の授業が始まって、久々に同級生と顔を合わせた。
いちばん信頼している、大好きな同期のユミコさんが休学してしまった。心細い。
ユミコさんは10歳年上だけどたいへん面白い人で、去年まではキューバで暮らしていた。今は沖縄で美術の仕事をしているそうなので会いにいこうと思う。
久々のゼミでは課題の1万字の論文を発表して、教授からは「とても読みやすくて上手な文章だけど中身が全くない」との評価をもらった。おれもその通りだと思う。

展示が決まった。
写真も出すけどエッセイも書くことになると思う。エッセイなら中身がなくても読みやすい内容であればいいのかな。とりあえず書いてみようと思う。
Webデザインの課題で出したページはリンクが全滅しててただの画像だった。めちゃくちゃ恥ずかしかった。

2014年9月19日金曜日

9/17

バンドの演奏であったりスポーツの試合であったり、そういうものを撮るほうが楽しくて、個人制作は何がしたいのかわからないものばかり

2014年9月17日水曜日

9/15

こまめに記録していかないと忘れてしまう
先週はインターンがあってハードスケジュールの合間に飲み会があったりして13日が誕生日だったんだけど1週間分まとめて寝た。インターン先は院生がおれだけで、みんなほとんど年下かぁって思ったけどこれから先どこ行ってもそういう感じだしなんだかんだ仲良くなれてよかった。仕事自体は報道関係だから悲しい事件とかを毎日取材しなきゃいけないわけでちょっと自分に向いてるかどうかは微妙だ。慌ただしく色んな仕事をこなすよりひとつの仕事を丁寧にやる方が向いてる気がするけどなかなかそういう仕事はないんだろうな。
昨日は高校からの友人と、大学のゼミの友人が同じ会場でライブするのでO-Eastに足を運んだ。Operation:Tomodachiの剣持くんはゼミで一緒に映像を作ったり僕のアニメーションに音楽をつけてくれたりした人で、外でライブを観るのは初めてだったのだけど、とても素晴らしかった。演奏も格好良いし視覚的なセンス抜群に良く、魅了された。
阿佐ヶ谷ロマンティクスのライブは2回目だったけど本当に心地のよい演奏で、ますます好きになった。何回でも観たいと思う。

2014年9月2日火曜日

9/1

『わたしの星』ままごと 三鷹市芸術文化センター
http://www.mamagoto.org/watashi-hoshi.html

お芝居を観にいった。脚本は柴幸男。
キャストは全員高校生で、設定上の日付は夏休みの最終日、おそらく8月31日で、つまり今日だった。主人公のスピカは廃校寸前の小さな学校で生徒の輪の中心にいて、先輩も後輩も振り回して、みんなに愛されて、別れの場面ではスピカにずっと劣等感を抱えていた幼馴染みに対して「わたし、そんなに強くもかっこよくもないんだよ」とこぼす。
さんざん自由奔放に振舞っておきながら、転校の件に関しては「怖くて言えませんでした、みんなに嫌われるのが。」と言って謝る。
 一人一人のキャラクターが本当に魅力的で、観ていてとても心地よい会話劇だった。観劇の経験は少ないのだけど、舞台上での会話のテンポや言葉の選び方にはとても感心した。ファンタジーなんだけど、ファンタジーとして自然で心地よいリズムっていうか、決して自然ではないところでリアルな会話が展開されていく。個人的には、文化祭中止(見に来る人がいない、という理由で)の提案に対しての農家の娘・メグの「部活も、クラス替えも、全部どんどん無くなって、だから、わたし、文化祭なくなるの嫌だ」という台詞に泣けてきた。この物語では「ほとんどの人が火星に移住したあとの地球」を舞台にしているわけだけど、日本にだってどんどん人が減っていく地域はあって、そういう地域の高校生は「文化祭に人がこない」だとか「進学を選ぶか地元に残るか」といった悩みも抱えているのだろうな、と思った。そういう意味でも「わたしは、ここに、います!」というスピカの叫びは示唆的だった。大声で叫ばないと誰も見てくれないんだ。
 物語の後半からラストにかけて、10人の高校生たちが文化祭の出し物として発表するのはダンスと楽器と歌による舞台「わたしの星」。□□□feat.HALCALI『COSMIC DANCE 』のアコースティック・アレンジをバックにスピカとナナホの幼馴染み2人が大きな円を描きながら踊り、2人がいつも一緒にいた頃を回想する。このシーンは本当に素晴らしかった。いつまでも観ていたかった。
「ハッピーバースデイ・トゥー・アス」なんてサラッと歌えちゃうのが高校生っぽくて、本当によい。
キャストはとにかく楽しそうで、表情だけじゃなく、その場その場の全てが輝いていた。
高校生のときに観ていたら、きっとうらやましくて仕方がなかったと思う。
夏休みの最終日にぴったりの、さわやかな舞台だった。



2014年8月28日木曜日

8/28

学生生活5回目の夏休みの2/3が過ぎた。
去年は学生生活最後の(予定だった)夏休みをわりと満喫していたのだが今年はあまりイベントらしいイベントはなく。研究室とバイトを往復する毎日。
前半は小豆島でのワークショップ、2週目はバイト、3週目からようやく論文の資料講読と今年度のグループ展用の写真制作を始めた。
小豆島での1週間はなかなかハードスケジュールで、特に俺の英語力(台湾、タイとの合同実習なので日本語が使えない)はヤバいどころの騒ぎではなかったんだけど、なんとかグループの課題だった映像も完成させ、最終日は朝まで台湾人の男たちと盛大に飲んだ。
バイトは池袋のカフェで4月から始めた。居酒屋時代に比べて200円近く時給が減ったがそのぶん客層も良くバイト仲間はいい人ばかりでストレスが無いので良かったと思う。
今抱えている不安ははたして本当に展示するに耐えうる作品が出来上がるのかという点に尽きる。毎日機械的に作業できればいいと思うのだけどなかなか難しく、しかも作っている物の性質上かなり天候に左右されるので数日間雨が降るだけでめちゃくちゃテンションが下がるしクオリティも下がる。

今更ながら海に行きたくなってきた。